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ベンチがメロンに変わった日

ベンチがメロンに変わった日

例幣使街道沿いの旧大貫邸前には、ベンチが置いてあります。

この記事を読んで、「ベンチがあるストリート、いいなぁ」と思ったことがきっかけです。

100年前、7000以上のベンチによって繁栄した街があった!ベンチで育くまれたシビックプライドが、現代の市民をも突き動かす感動の街・セントピーターズバーグ。
https://note.mu/masakimosaki/n/n0bb98b9c0070

最初は「座る人、いるかなぁ。」と思いつつ、とりあえず設置。
設置したのが昨年の12月末ということもあり、寒い中座る人はあまりいませんでした。

それでも、大貫邸自体がフォトスポットということもあり、ベンチに座って写真を撮る人が現れはじめ、座ったついでに観光マップを見たり、ちょっと座っておしゃべりしたり、という観光客を少しずつ見かけるように。

そしてとある日、おばちゃん二人がベンチで仲良く談笑していたのです。
声をかけてみると、お友達ではなく、バスを待っているとのこと。
目の前がバス停で、以前はそこにベンチがあったけれど、無くなってしまって困っていたそう。

「ここの家のかた?勝手に座ってよかったかしら。」とおばちゃんの一人に聞かれました。
家の前に置いてあると、公共のベンチではなく、私物だと思うかたも多いかも。まあ私物ではあるのですが。

「もちろん、皆さんに座ってもらうために置いているので、気軽に座ってくださいね。」そう言うと、おばちゃんたちも「ありがとう、助かるわ。」と、引き続き談笑しながらバスを待っていました。

その後も、おばちゃんはバス待ちだったり、買い物途中でよくベンチを利用するようになりました。

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そしてつい先日、「いつも座らせてくれてありがとうね。よかったらこれ、食べて。」とずっしり重い紙袋を手渡されたのです。
東武百貨店の包みを開けると、なんと今が旬のメロンが・・・!

気軽に座れるベンチがあるストリート、いいな。
くらいの気持ちで設置していたベンチが、まさかのメロンになる日が来るとは。

ベンチがあるストリートから生まれたストーリー。
ぜひ皆さんも、軒下にベンチ、置いてみてください。